友達依存症候群
私は友達に依存している
自分自身の唯一好きなところは、大好きな友人を持っているところだし
少ない給料のなかから多額の交通費を捻出してどこまでも友達に会いに行っちゃうし
友達と一緒にいる時が唯一、自分が自分であるような感覚がするし
私の生きがいは友達だけだと大きな声で宣言できる
友達への想いが強すぎて、私の友人達には私の生き霊がついていると思う
こんな症状に反して、私には友達が少ない
特に今生活している地元には友達がいないのでなんとも苦しい思いをしている
毎日毎日友達に会いたくて仕方ない
辛い時は友達と話す妄想をすることで精神を保っているほどだ
しかしそんな時でも絶対に友達にラインしたり電話したりはしない
友達に依存していると思われるのが嫌だ
そして彼らの日常の邪魔をしたくない
友人には友人らの日常がある
私の日常はほとんど友人で埋め尽くされている
しかしそれは私の場合であって、彼らにはそれぞれ家族がいて、恋人がいて、先輩や後輩がいて、他の友人がいる
だから友達に頼らず人生を過ごせるよう、一人に慣れようとする
一人でこうやってブログを書き、一人旅をし、一人で映画を観て泣き、笑い、一人で勝手気ままに生きていく訓練をしてしまう
そうするうちにまた友達が遠ざかってさらに友達が少なくなり、残った友達への依存を深めていく